お金の悩み

代引きのお金が払えないときの対処法。いつまで待ってもらえる?

配達員の人に払うべきお金がない場合の対処法

「どうしよう。あの荷物、代引きにしてたんだった…」「でも、今手持ちの現金がない。給料日までまだまだある!」

頻繁にネットショッピングを楽しむ方なら、一度はこのようにヒヤリとした経験があるのではないでしょうか?

今すぐにでも現金化が必要なら

代引きは当然その時に総額を用意しておかなければいけないわけですから、買い物によっては高額になることもあります。

今回はそんな方のために、代引きのお金が無い時の対処法を解説していきます!

代引きのお金を払わないのはNG!

ネット通販で代引に設定して購入したら予想よりもお金がかかったり予定外の出費があったりで支払代金が足りなくなってしまった、ということがあります。

代引きには商品代金以外にも手数料などのお金がかかるため注意が必要です。

代引きが支払えないとお店に商品が返送されるだけではなく、送料や手間賃を請求されたり、信用がなくなって同じ店で商品が購入できなくなってしまったりすることもあります。

この記事で紹介する手段を使って現金を調達し、トラブルを避けて商品を受け取りましょう。

代引きの仕組みを解説!

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代引きはいくら払えば良いのか把握していない方もいるので、まずはこちらから詳しく解説しましょう。

代引きは簡単に言えば、「代金」、「代引手数料」、「送料」の3つの総額です。

代引手数料と送料は商品や配達会社、販売会社によって異なります。

例えば、楽天で税込1万800円のテーブルを買ったとしましょう。

そして配達業者がクロネコヤマトだったとします。

その場合、代引手数料は440円です。(1万円以上、3万以下の場合は420円)

そして送料は販売会社によります。

高額商品を買う場合は送料無料になることもあります。

よく、「5,000円以上は送料無料」などと書いてある事がありますね。

テーブルのように家具やインテリアは配送が大変なので、送料がかかるケースが多いです。

あくまで一例ですが、代引として必要になるのは下記のような形です。

商品価格1万800円+代引手数料440円+送料500円=1万1,740円

これが支払いに必要となる額です。

商品代金だけを考えていると、思ったより多く支払うことになり慌ててしまうことがあるので、事前にお金を用意しておく必要があります。

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代引きのお金はいつまで待ってくれる?

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代引きのお金が払えないことが判明したら、お金が入ってくるまで支払いを待ってもらう必要があります。

そこで問題になってくるのが「いつまでなら待ってくれるのか?」という点です。

代引きの場合、お金を払わないと当然商品は受け取れません。

そうなると支払いができるようになるまで商品を保管してもらわないといけないのですが、いつまででも待ってもらえるというわけではありません。

支払いを待ってもらえる期間は「まだ発送が発送されていない場合」「すでに商品が発送されていた場合」によって変わってきます。

詳しくみていきましょう。

まだ商品が発送されていない場合

まだ商品が発送されていないなら販売元の方で配達日を変更してもらえる可能性があります。

配達日の変更が可能かどうか、どれくらいの猶予がもらえるか、は販売元によるので、まずは販売元に連絡してみましょう。

連絡をした結果「商品はすでに発送済みです」という答えが返ってきたら、次に配達業者に連絡する必要があります。

すでに商品が発送されていた場合

すでに商品が発送されていた場合は、配達業者に配達日の変更を依頼する必要があります。

ヤマト運輸や佐川など、基本的にほとんどの配達会社で受け取り日時変更は可能です。

たとえば、「10月10日だとまだお金がないから給料日の10月20日に配達してもらおう」ということもできます。

ただし、タイミングによっては変更を受理してもらえないケースもあるので注意してください。まだ販売元を出荷してから配送センターに届いていないぐらいのタイミングなら受け取り日時を変更することができますが、それ以降のタイミングだと変更は難しいです。

最近は追跡システムがあるので、現在、どこに荷物があるのか確認してみるとよいでしょう。

たとえば、ヤマトを例とすると下記のような流れで手元に届きます。

  1. 販売元から出荷
  2. 支店に到着
  3. お届け先の最寄店に到着
  4. 配送中
  5. 配送完了

上記の流れで言うと、3の「お届け先の最寄店に到着」という段階でしたら、受け取り日時を変更できる可能性が高いです。

ただし、受け取り日時の変更ができたとしても保管できる期間は限られます。

保管期間は宅配業者によって違い、大手だと以下のとおりです。

宅配会社 保管期間 最大延長期間
ゆうパック 7日間 10日間
ヤマト運輸 7日間(クール宅急便は3日間) 支店による
佐川急便 8日間(クール便は4日間) 連絡を行った日+7日間

(参考:郵便局ヤマト運輸佐川急便)

だいたい1週間が平均ですが、クール宅急便の場合は保管期間が短くなります。

連絡をすることで保管期間を延ばしてもらうこともできますが、長く保管してもらえて2週間といったところでしょうか。

ただし、ヤマト運輸の場合は支店によって長期保管してくれるところもあるようです。

それでも常識的な範囲内となるので、無理な要求はしないようにしましょう。(たとえば3カ月先などは受け付けNGとなる可能性が高いです)

保管期間のうちに配達日を指定しないと、再び販売元に返送されてしまうので注意が必要です。

そして受取日を指定しないと、数日おきに再配送されてしまいます。もし在宅している様子が配達者に分かっていると、受け取り拒否と思われるかもしれません。

その場合は、保管期間の最大日数に到達する前に販売元に返却されてしまうこともあります。

代引きを払えないとどうなる?

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仮に保管期間を過ぎて商品を受け取れなかった場合は、一旦お店に商品が返送されます。

こうなると何のペナルティーもないということはありません。

販売元にとっては商品を発送し、そして返送してもらう手間が発生しているわけですから、送料はお客様負担となる可能性が高いです。

 

また、送料だけでなく手間賃としてキャンセル代が請求されることもあります。

そしてトラブル回避のため、こういったお客さんにはもう商品を販売したくないというのがお店側の本音です。

そのため、商品未受領をきっかけにブラックリストに載って、今後一切そのお店で商品を購入できなくなる可能性があります。

また、ショッピングモール(楽天やヤフーショッピング、アマゾンなど)でそういったことを繰り返すとペナルティーが課せられ、そのショッピングモール自体が使えなくなる可能性もあります。

商品を注文した時点で支払える能力があると販売元は思っているわけですから、払うことを拒否するという選択肢がそもそも常識からはずれているという認識は必要でしょう。

すぐにお金を用意する方法

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もし代引きを選択して支払うお金がなかったら、商品保管期間内になんとかお金を用意しましょう。

何を購入したかにももちろんよりますが、数万円でしたらお金を用意するのはそれほど難しくないはずです。

短期間でお金を用意するなら、下記のような方法があります。

  • 周りの人にお金を借りる
  • クレジット払いで対応する
  • 消費者金融を利用する

銀行やカードローンだと審査があるので保管期間内にお金を借りられるかはわかりません。

また代引きだけのためにローン審査を受けるというのもなかなかハードルは高いでしょう。

そうなると、とりあえずクレジット払いで対応するというのが現実的なところかもしれません。

クレジット払いならリボ払いなど分割での支払いも可能なので、一時的にお金がなくても対処できます。(ただし、リボ払いなどに対応しているか販売元に聞いておく必要があります)

カードを持っていないということでしたら、周りの人にお金を借りる方法もありますね。

ただ、「代引きのお金がないから2万円貸して!」などと言うと、「そんなお金もないの?」などと心配されてしまいます。

「そんなお金すら用意できないんだから返済してもらえる見通しもない」と思われ、そもそもお金を貸してくれない人が多いかもしれません。

もし周りの人に迷惑をかけずにお金を借りたいなら、消費者金融も検討してみましょう。

消費者金融というとちょっと印象が良くないかもしれませんが、数万円借りる分には金利が付かず気軽に借りられます。

最近は1ヶ月に以内に返済すれば金利が付かず、借りた分だけ返せば良いというシステムがある消費者金融会社も多いです。

そのため、ちゃんと給料日になったら返せるという状況でしたら消費者金融も悪くはないでしょう。

業者によっては審査もなく、無人でお金をおろせるところもあります。

代引きのお金が無い時は「クレカ現金化」

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以上、代引きの資金がない場合の対処法を紹介しました。

簡潔にまとめると、対策は下記の通りです。

  1. 販売元に配送日を変更してもらう
  2. 宅配会社に商品を一時的に保管してもらう
  3. 短期間でお金を借りられるところを探す

上記のステップを踏んで支払える準備を整えましょう。

受取日時変更や一時保管でしたら、特にペナルティになることもありませんで活用しましょう。

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