ジャパンネット銀行といえばネットバンキングですが、ネットキャッシングというサービスも便利で使いやすいローンです。
はじめての借り入れなら30日間利息無料ということもあり、返済も大丈夫だろう…。
そう考えていたら、突然の事故やトラブル、巨額の出費で返せなくなってしまった!という方も少なくありません。
- 「返済を滞納したらすぐに取り立てられて、差し押さえられるの?」
- 「どうしても返せないときはどうすればいいの?」
不安な疑問を解消すべく、ここではジャパンネット銀行に返せなくなったときの対応策についてご紹介していきます。
ジャパンネット銀行ってどんな金融機関?
ヤフオク!やネットバンキングを利用しているなら、一度は目にしたことがあるであろうネット上の金融機関です。
借金返済にあたり、ジャパンネット銀行がどのような金融業者なのか改めて見ていきましょう。
ジャパンネット銀行の特徴
- 日本初のネット銀行で、三井住友銀行とヤフーが持分法適用会社
- 各地に実店舗はないが、東京新宿にに本店営業部窓口がある
- セキュリティーはトップクラスの安全性で、ヤフオク!公認のネット銀行でもある
- 保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)
ジャパンネット銀行への返済が滞った場合、お馴染みの消費者金融であるプロミスが代わりに返済を行います。
保証会社による代位弁済が行われたあとの督促にも応じないと、危険信号!
弁護士に債権が渡り、裁判所への出頭、法的措置が取られるケースもありますので注意してください。
また「返済が遅延した」「返済を滞納した」という情報は個人信用情報機関に5年以上登録されます。
その間は新規ローンを組んだり、クレジットカードを作ったりすることができなくなります。
返済を滞納したらこうなる!
では実際に返済を滞納してしまった場合、どのようなことになるのか段階別にご紹介します。
- 翌日には登録した電話番号・メールアドレスに連絡がある
- 連絡がつかない場合は、文書や催促状などで通知される
- 応答がない場合、督促状が送付される
- 簡易裁判所からの通知の後、訴訟に発展する
翌日には登録した電話番号・メールアドレスに連絡がある
返済が間に合わなかった場合、翌日には電話やメールなどで連絡があります。
約定返済日の再設定や、遅延損害金が発生していることなどが通知されますので、必ず応じるようにしてください。
「うっかり入金を忘れていた」という可能性もありますので、「いつ頃返済できそうか?」という確認の連絡です。
返済できる見込みの日取りがはっきりしている時には、必ずその旨を伝えるようにしましょう。
連絡がつかない場合は、文書や催促状などで通知される
電話・メールでの連絡がつかない場合、文書や催促状が郵送されます。
ハガキ、もしくは請求書が送付されますので、できる限り早めの対応を心がけましょう。
なお、実家暮らしの方はこの段階で家族にバレてしまう危険があります。
必ず早い段階で銀行側と相談するよう心掛けてください。
応答がない場合、督促状が送付される
文書での通告にも応答がない場合には、一括返済を求める旨の督促状が送付されます。
また代位弁済が行われ、債権が銀行から回収会社、弁護士などに譲渡されます。
ここまで来ると、文面にも「返済のない場合法的措置に移ります」などといった記述がなされています。
返済する意思がある場合や忘れてしまっていた場合には、すみやかに一括返済を行う必要があります。
簡易裁判所からの通知の後、訴訟に発展する
一切の連絡をしなかった場合には、訴訟に発展し裁判所への出頭が命じられます。
返済していないことは事実であるため、ほぼ自動的に敗訴。
強制執行による給与の差し押さえが行われ、職場にも差し押さえの事実が通達されます。
差し押さえを理由に退職を迫られることはなくても、肩身の狭さから自主退職を選ぶ方は少なくありません。
その他にも自宅や自動車など、換金できそうな財産が競売にかけられてしまうことになります。
返済できないときの対応策
このような事態を避けるためには、早期段階での弁護士への相談が必要不可欠です。
検討するものとしては、「自己破産」「個人再生」などといった債務整理です。
これらの手続きは個人では難しく、必要書類も膨大になるため、専門家に依頼することがほとんどです。
滞納時期が長ければ長いほど対応策は減り、弁護士でさえできることは少なくなっていきます。
ある程度の費用はどうしても必要になりますが、返すことができない、と把握した時点での相談、依頼がその後の展望につながります。
法的措置を取られると、家族間だけでなく、職場でも肩身の狭い思いをすることになってしまうことになりかねません。
必ず早い段階で弁護士に相談、適切な措置を取ってもらうようにしてください。
(関連ページ)自己破産費用が払えない。予納金分納、法テラスなどお金がない時の対応
他社からの借入はNG?自転車操業に陥る前にやっておくべきこと
「弁護士に相談しなくても解決できそう…」と思っている方もいるかもしれません。
確かに数十万円前後の借入であれば、以下のような方法でも充分返済することができます。
- 日雇いバイト、日払いバイトで稼ぐ
- 副業や在宅ワークで稼ぐ
- 他社から借入して一時的に返済する
- おまとめローンや借り換えローンを利用する
ただ、時間や身体の事情から、これ以上収入を増やすことが難しい…という方もいます。
ですがここですぐ「とりあえず借りて返しておこう」と判断してしまうのはNG。
給料や収入が確実に入ってくる、とわかっている場合でも、慎重にならなければいけません。
借りては返す、借りては返すの繰り返しに陥ってしまうと、最終的にはどこからも借りられなくなってしまいます。
こうした自転車操業、多重債務の結末は、やはり弁護士を通じた債務整理に落ち着きます。
ひとりで抱え込んでしまわずに、ムリだと感じたら無料相談や診断コンテンツを駆使して解決していきましょう。