ここでは、アダルトサイトを利用して、お金が払えなくて困っている人の対処法を紹介します。
思わぬ高額請求をされてしまって困っている人もいるかもしれませんが、その実態を探っていくと支払わなくてもよいケースがほとんどです。
実際どんなケースがあるのか見ていきましょう!
アダルトサイトを閲覧していて高額請求された場合、まずは冷静になることが大事です。
なぜなら、アダルトサイトを利用しているという罪悪感につけこんだ詐欺である可能性が高いからです。
本人の確認を無視して、勝手に料金が発生することはありません。
ですが、合法のアダルトサイトを契約して、思いの外お金がかかってしまうこともないとは言えません。
そんな時は、カードローンを利用することも考えてみましょう。
アダルトサイトを利用する時は、料金や会員規約、支払い方法などをしっかり確認してから契約しましょう。
詳しくは本文を参考にしてください。
本当に高額請求を支払う必要があるのか検証!
そもそも、本当に支払う必要がある請求なのか、冷静に見極める必要があります。
まずは、以下の3つの違法な請求の可能性がないかどうか確認しましょう。
- ワンクリック詐欺
- 架空請求
- ポップアップ広告による詐欺
ワンクリック詐欺
このページにたどり着いた人はいきなり高額請求されて困っている人が多いはずです。
確かにエッチなサイト見て、支払画面がドカンと出ると、ちょっと焦ってしまいますよね・・・。
「自分が有料ページをいつの間にかクリックしてしまったのでは?」と思ってしまうかもしれません。
ただ、結論から言うと、いつの間にか支払いが発生してしまっているということはありえません。
経済産業省が発表している「電子商取引および情報財取引等に関する準則」のところに、オンライン契約時の必要事項が記載されています。
参考ページ:http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/ec/110627jyunsoku_pdf/1.pdf
その中の電子契約法第3条に「確認を求める措置」が記載されています。
その詳細をみると、
「強制されたり、意図的に誘導されたりしたような場合は消費者の意思表明には当たらない」
と記載されています。
サービスや物を提示する側は消費者の意思を確認するため、最終的に、「申し込み内容を確認する」、「この内容で注文する」といった画面を表示するようにしています。
これが利用者の同意とみなすことができるからです。
しかし、高額請求するようなサイトでこういったページが出ている人はまずいないのでは。
こういった電子契約法に基づくれっきとしたルールがあるため、いきなり請求されたものに対して支払う必要はないです。
架空請求
近年は少なくなりましたが、今でも時折迷惑メールで架空請求が届く時があります。
内容を見ると、もっともらしい事が記載されていることもありますが、対応する必要はありません。
---
当サイトのご利用ありがとうございます。
00年00月0日に当サイトを利用したことにより、利用料金が発生しています。
支払期限となる0月0日までに振込先へのご入金をお願い致します。
支払期限を過ぎてもお客様からの入金が確認されない場合は、延滞手数料を加算して請求いたします。
もし、支払いが行われない場合は法的措置を取らせていただきますのでご理解よろしくお願いいたします。
振込先:*******
---
こういった内容で、実際にサイトを利用した日時を認識させ、あたかも本当に有料サイトを使ったかのような脅しメールを送付してくるケースがあります。
しかし、こちらも電子契約法に則り、全く支払う必要はありません。
そもそもこういったメールが届く時に、個人情報を入力したり、口座番号を登録した記憶もない人がほとんどでは。
利用者の契約同意がされた手順を一切踏んでいませんので、メールを登録させてこのような架空請求メールを送ってきている可能性が高いです。
利用した後に、「実は幾らでした」というような後払い制を敷いているアダルト系サイトは日本にはおそらくないはずです。
サービスに対してあらかじめ月額費を払ったり、ポイントを購入して利用するサイトがほとんどです。
もし支払ってしまうと、逆に返金が難しくなってしまうので注意しましょう。
ポップアップ広告による詐欺
近年はパソコンのセキュリティが低いケースを狙って、ポップアップ機能を使った詐欺請求もあります。
例えば、アダルトサイトを見ているときに、いつの間にか新たなウィンドウが立ち上がって請求画面が表示された、という経験がある人もいるのでは。
そして劣悪なケースだと、そのポップアップウィンドウが一切消せず、困ってしまうというケースもあります。
(ちなみにこういったケースでは、タスクマネージャーから「タスクの終了」を選択すると消すことができます。)
警告音のような音も鳴り響いて、なんだか怖くなってしまうこともあります。
しかし、当然ながらこの支払い請求にも対応する必要は一切ありません。
アダルトサイトを見ていたという後ろめたい気持ちを持っている人もいますから、それを狙われ、思わず支払ってしまう人もいるようです。
このようなケースでも契約同意に至る過程が一切ありません。
何か物を買ったり、サービスを利用する場合は、最終的に自分が申し込んだ内容を確認するページが表示されるはずです。
その結果、「確定する」ボタンを押すというのが一般的な流れです。
そしてこういった詐欺請求に多いのが、IPアドレスやリモートホストなどを記載して、あたかもあなたの個人情報を入手したような請求。
こういったパソコン情報、スマホ情報が伝わっても別に個人が特定できるわけではありませんから、心配する必要はありません。
IPアドレスは場所を特定するものでもありません。(地域ぐらいは分かるケースもありますが)
ただし、GPS機能を活かしたアダルトサイトを利用していると情報が漏れてしまう可能性があるので注意が必要です。
合法のアダルトサイトで契約してしまった場合は
高額請求が詐欺かどうか確認したところ、詐欺ではなかった場合もあるでしょう。
その場合は、自分が契約したサイトがどのようなサイトか確認しましょう。
- 海外向けサイト
- 日本のサイト
以上の2つは、注意点が異なります。
海外向けサイトは要注意
自分が間違いなく個人情報を入力したり、口座を登録して契約したという自負があるケースで、高額支払いが必要になることもあるでしょう。
例えば、カリビアンコム。
こちらはもともと海外向けのアダルトサイトでしたが、日本語にも対応しているため、利用したことがある方もいるかもしれません。
このサイトは合法サイトで、有料アダルトサイトとなっています。
例えば、3ヶ月契約を結ぶと2万5,000円。
決して安いとはいえない額ですね。
もし契約した場合に破棄することはできるのか。
結論から言うとNOです。
全て「アメリカ、カリフォルニア州の法令に基づいて運営されている」と記載されているため、日本の法律に対応してないというデメリットがあります。
そのためクーリングオフも利用できません。
契約した段階で支払いが発生します。
会員規約の中には、「一度決済されたものに対する変更、取消、部分返金は一切行われない」と書いてあるため、支払うしかありません。
このように会員規約や支払方法に違いがあることもあるので、有料サイトを利用する時は注意すべきです。
解約や返金は期待できないでしょう。
日本は前払い制がほとんど
日本に存在する有料アダルサイトは、ほとんどが前払い制です。
例えばDMM R18(現在名はFANZA)、FC2アダルト動画など。
こういったサイトの場合、まず18歳以上かどうかの認証画面があります。
そして入場した後に会員登録が必要になります。
支払時に月額費用を払うのか、単体ごとに支払うのか、見放題なのかなど選択できるようになっています。
後から高額請求をされて困るということはありません。
必ず口座の引き落としによる支払い、あるいは口座振込などの前払いになります。
結論、悩んでいる人はほとんどが支払う必要のないケースばかり
普通に合法アダルトサイトで楽しむ場合は、前払いが済んでいるケースですから、払えなくて困るということはありません。
つまり高額請求されて困っている場合は、9分9厘非合法な悪質アダルトサイト。
利用者の同意なしにいつの間にか有料ページに移っていて、費用が発生するということはありませんので気にする必要はないでしょう。
無視していても電話が来たり、請求ハガキが届くといったこともありません。
どうしても気になる場合は弁護士などに相談してもよいでしょう。
ただ、支払いが発生するケースはほぼありません。